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水曜、土曜午後、日曜、祝日


クリニック所在地

あづま皮膚科

〒330-0841
さいたま市大宮区東町2-207
TEL : 048-640-4100

とびひとは

とびひの正式な病名は「伝染性膿痂疹」(でんせんせいのうかしん)といいます。
細菌が皮膚に感染することで発症し、人にうつる病気で、掻きむしった手を介して、水ぶくれ(水疱)があっという間に全身へ広がる様子が、火事の火の粉が飛び火することに似ているため、「とびひ」と呼ばれています。
とびひは、虫さされや汗疹を掻いたり、小さなケガで出来た皮膚の傷に細菌が入り込み、感染する事で発症します。

どのような病気か

とびひには水ぶくれができるもの水疱性膿痂疹(すいほうせいのうかしん)とかさぶたができるもの痂皮性膿痂疹(かひせいのうかしん)の2種類があり、それぞれの特徴は次のとおりです。
アトピー性皮膚炎の患者さんは皮膚のバリア機能が低下しており、とびひにかかりやすいので注意しましょう。

水ぶくれができるもの:水疱性膿痂疹

皮膚にできた水ぶくれが、だんだん膿(うみ)をもつようになり、やがて破れると皮膚がめくれてただれてしまいます。かゆみがあり、そこを掻いた手で体の他の部分を触ると、症状が体のあちこちに広がってしまいます。 とびひの多くはこのタイプで、黄色ブドウ球菌が原因です。

かさぶたができるもの:痂皮性膿痂疹

皮膚の一部に膿をもった水ぶくれ(膿疱(のうほう))ができ、厚いかさぶたになります。炎症が強く、リンパ節が腫(は)れたり、発熱やのどの痛みを伴うこともあります。主に化膿レンサ球菌が原因となりますが、黄色ブドウ球菌も同時に感染していることが多いです。

日常生活で心掛ける事

患部を掻いたり、いじったりしない

とびひは、患部を触った手を介して症状が体のあちこちに広がることがあります。 患部に触らないように注意し、引っ掻かないよう爪を短めに切るようにしましょう。

皮膚を清潔に保つ

原因となる細菌を減らすため、入浴して皮膚を清潔に保つことが大切です。 患部はこすらず、石けんをよく泡立て、泡でていねいに洗い、その後はシャワーでよく洗い流しましょう。 また、湯ぶねにつかってよいかは、医師と相談しましょう。

タオルや衣類は共有しない

タオルや衣類を介してとびひがうつることもあります。共用しないようにしましょう。