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水曜、土曜午後、日曜、祝日


クリニック所在地

あづま皮膚科

〒330-0841
さいたま市大宮区東町2-207
TEL : 048-640-4100

アトピー性皮膚炎

アトピー性皮膚炎は「痒みのある湿疹」、「よくなったり悪くなったりを繰り返す」「アトピー素因を持つ」という3つの特徴があり、症状をコントロールし、日常生活に差し支えない状態を上手に維持することでうまく病気とつきあい、根気よく治療をしていきます。
かつては乳幼児期特有の病気で、18〜20歳にはほとんど治ると言われてきましたが、実際はその年齢になっても治らない患者様や、一度治っても成人してから再発する患者様もいます。

アトピー性皮膚炎の症状

アトピー性皮膚炎の主な症状は痒みのある湿疹が良くなったり悪くなったりします。
赤みがかった湿疹やプツプツとした湿疹、水分の多いジクジクとした湿疹、ゴツゴツとしたしこりのような湿疹ができ、掻いてしまう事によって皮膚が厚く硬くなり、かさぶたもできたりします。
発症部位にも特徴があり、個人差がありますが、顔、耳、首回り、わきの下やひじの内・外側、ももの付け根、膝の表・裏側などにみられます。
手や顔など人目につくところの症状がひどいと人前に出るのが億劫になり、日常生活に支障をきたす場合もあります。 しつこい痒みのためストレスを訴える場合も少なくありません。

アトピー性皮膚炎の原因

生活環境やストレス、体質的なものと複雑に関係し合って発症しますが、詳しい原因やメカニズムは未だ十分にわかっていません。 個人差のある症状、経過など治療効果をみながら注意深く治療する必要があります。

体質

生まれつきアレルギー反応を起こしやすい体質(アトピー素因)があります。アレルギー性結膜炎や鼻炎、気管支喘息を合併していることがあり、家族にもこれらやアトピー性皮膚炎の病歴がよくあります。

アレルギー

ハウスダストやスギ・ブタクサ等の花粉、卵や牛乳等の食品、住宅建材の処理剤などによるアレルギー反応が関わってきます。 発症する条件は患者様のよって様々ですので、お気軽にご相談ください。

ストレス

精神的ストレスを感じる事により、アトピー性皮膚炎を発症したり、症状が悪化する事があります。
なるべくストレスを抱え込まない環境作りを心掛けましょう。

アトピー性皮膚炎の治療法

薬物療法

アトピー性皮膚炎に使われる薬はステロイド薬や、非ステロイド性抗炎症薬、免疫抑制薬(タクロリムス外用剤)が主に使用されますが、どのくすりを、どの程度使うかについては、症状や部位などによって異なります。 最初は1日数回使い、症状が改善するにつれ、1日おき、3日おきなどと少しずつ量を減らし、最後にはくすりではなく保湿剤に移行させるという進め方が基本です。

スキンケア

アトピー性皮膚炎のスキンケアで最も重要な事は「清潔」と「保湿」です。
アトピー性皮膚炎の肌は乾燥しやすく、バリア機能が低下しています。症状が和らいでいる時も油断せずに、毎日のスキンケアをしっかりし症状の繰り返しを予防する事が大切です。

悪化因子への対策

悪化因子への対策としてストレスの軽減や痒みを抑える為の工夫があります。
痒みのつらい時には、冷たい水で洗ってから薬を塗ったり、保冷剤や冷たいタオルなどで冷やしたりすると痒みが和らぐ事もあります。
また、寝ている間に掻いてしまわないよう、爪を短く、丸みがつくようにこまめに整えておき、室温を一定にキープするのが理想的です。
寝間着やシーツなど、まめに洗濯し肌への刺激が少ない棉素材を選ぶようにしましょう。

治療について詳しくはこちら

・アトピー性皮膚炎に関するサイトはこちら
・デュピクセントを利用される方はこちら
・リンヴォックを服用される方はこちら
・ミチーガを利用される方はこちら
・サイバインコを服用される方はこちら